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HANDWERKSKUNST 〜クラフトマンシップ〜
スタインウェイが高い水準を保ってきたのは、技術的熟練や、入念に準備された素材だけによるわけではありません。長い間、手造りの技とその熟達に情熱を注ぎ、また守り続けてきたスタインウェイのクラフトマンシップの伝統こど、最も大きな要因といえましょう。
スタインウェイを創る人々は、情熱、意欲、そしてピアノへの深い愛にあふれています。細やかな心くばりや精密さ、繊細な感性が日々の仕事を支配しているのです。それは充分な時間をかけることでもあります。"時"はまた、スタインウェイを創り、その品質を保持するうえで、大きな意味を持っています。一台のスタインウェイが工場から世界中へ旅だっていくまでに3年近くもの長い"時"を要します。

VERBORGENE EINMALIGKEIT 〜先駆の技術〜
響板:パテントNo2051633
スタインウェイの響板は振動膜の原理にのっとって造られています。中心部から端にいくに従い厚さを薄くすることで響板に最大限の柔軟性を持たせ、響板全体での波動の伝達と広がりを最適な状態にしています。
駒:パテントNo233710
弦の振動を響板に伝達する役目を果たすのが駒です。駒部分からすでに振動を可能な名切り効率よく伝えるために、スタインウェイの駒は板を垂直に何枚も重ね、張り合わせて造られています。
アクション:パテントNo93647
スタインウェイのアクションは鍵盤の動きを弦にそのまま正確に伝えます。この精緻なアクションを支えているのが、木材を充填したチューブ式のアクションフレームです。エネルギーのロスを最小に抑えてアクション全体が精密に機能することを実現しています。このアクションフレームの働きによりピアニストは思いのままにタッチをコントロールできるのです。
アイアンフレーム:パテントNo127383
スタインウェイのアイアンフレームは、響板に直接触れることなく木製のダボによって支えられています。緩やかなアーチを描いたこのアイアンフレームは、響板とフレームの間により大きな空間を生み出し、共鳴はそこで強められます。アイアンフレームのもう一つは働きを20トンもの弦の張力を緩和することです。
リム:パテントNo314742
スタインウェイの二重のインナー・アウターリムは、18枚の無垢の堅木の板を木目に水平にそろえて張り合わせ、1工程で成形されまう。それはピアノが一つの共鳴体であるという考えに基づき、リムは共鳴体全体の重要な構成要素の一つととらえられているからです。熱や蒸気を使わないでリムを曲げる独自の製造法によって、リムの永続性、耐久性、堅牢さを保っています。
ピンブロック:パテントNo3091149
ピンブロックは特別な設計となっていて、調律をより長く保持します。スタインウェイでは6枚の堅木を木目を45度ずつずらして張り合わせて使用しています。こうすることで、チューニングピンはすべての方向からの張力に対して最適な力で支えることが保証されます。
デュープレックス・スケール:
パテントNo126848
デュープレックス・スケールはスタインウェイによって発明されました。この原理は、1本の弦を打弦したとき、その弦の自由に振動している範囲の、前と後の部分にも共鳴を追加することにより形づくられています。このことが他の要素と相まって類いまれなスタインウェイ・サウンドの倍音の豊かさを導き出しています。
UNNACHAHMLICHER KLANG 〜イニミタブルトーン〜
スタインウェイはどれひとつとっても同じではありません。整音技士の一番大切な仕事は、一台ごとの楽器が潜在的に持つ音の特徴を見つけ出し、その特徴を最大限に引き出し、独自の音を造りあげていくことです。自らの聴覚だけを頼りにハンマーヘッドのフェルトに熟達の手を加え、スタインウェイの「イニミタブルトーン」(The inimitable tone 比類なき響き)を生み出します。スタインウェイが奏でる無限ともいえる表現の多彩さは、幅広いジャンルの音楽に適合するものです。スタインウェイはクラシック音楽の理想的な響きを完璧に表現するだけでなく、ジャズやロック、ミュージカル、ポップスなどにも同様のことがいえます。


















